エデュトイ便り〜第4回 お魚の構造を知って、上手に食べよう!〜

エデュトイ便り〜第4回 お魚の構造を知って、上手に食べよう!〜

第4回のテーマは【お魚の構造を知って、上手に食べよう!】です。お魚を上手に食べられる人って、カッコイイですよね。

とは言うものの尾頭つきの魚をキレイに食べるのは、子供のみならず大人でもなかなかむずかしい。どこから食べればいいものか、骨はどうしたらいいのか…。でもそんな心配は無用。お魚の構造を知っていれば、どの場所にどの順番でお箸を入れればよいのか迷うことなく、自ずとキレイに食べられるようになりますよ。

お魚を上手に食べよう!

●お魚には成長期の脳や体にうれしい成分がいっぱい!

お魚にはDHA、EPA、タウリンなど成長期の幼児の脳や体にうれしい成分がいっぱい!

特に1匹をまるごと食べるお魚は、ビタミンD、カルシウムなどが豊富なんです。

つい食べやすい切り身や、骨が刺さる心配のない加工品を選んでしまいがちですが、幼児の時こそ骨のあるお魚を食べる機会を増やしてあげてください。

栄養面はもちろん、お箸の使い方や食事のマナーを学べるだけでなく、身をはがす、骨を抜くなどの動作は手先のトレーニングや集中力を高めることにもなります。

●「お魚嫌い」にならないよう、楽しく食べることが大切!

骨のあるお魚を食べる練習を始めるのは、普段のお箸づかいに慣れてきた頃がおすすめです。

練習中は骨や硬い皮などパパやママがしっかり確認してくださいね。

アジなどある程度の大きさがあり、小骨の少ないお魚から始めましょう。特に干物は骨がはがれやすいので取り組みやすいようです。

一気に骨がはがれた時の気持ちよさを味わうと、お魚を食べるの楽しくなりますよね。

食べるのが楽しければ、お魚がもっと好きになるに違いありません。

●食べる前にお魚の構造を思い浮かべてください。

左手に頭、身の真ん中には尾まで繋がっている骨があり、下の半身のお腹には内臓が入っています。イメージできたらお箸を持ってスタート!

【お魚の作法】

頭から尾に向かって魚の中心に箸を入れます。

半身を頭側から尾に向かって食べていきます。

尾をつまみ、尾の付け根に箸を入れ中骨をはずし、頭を箸で押さえて中骨と頭を取り除きます。
(骨と皮は皿の奥にまとめて置きます。)

下の半身を頭から尾に向かって食べていきます。

遊びながらお箸の使い方&お魚の食べ方が学べる『マナー魚(フィッシュ)』

何度も練習したいけど、毎日骨つきのお魚を食べるのは大変ですよね(笑)そこでオススメなのがお魚の立体パズル『マナー魚(フィッシュ)』です。


付属のお箸を使ってお魚ピースを食べる順番にシートに移していき、
順番を間違えるとピースがはずれない仕組み(汗)。

また、ピースをはずすだけでなく、組み立てていくこともできます。

遊びながら正しい食べ方がしっかり身につくから、実際のお魚を前にしてももう安心です。

まるごとのお魚はちょっと苦手という中高生や大人の方にも、ぜひ遊んでいただければと思います。

美しい食べ方は一生の財産ですから。

\エデュトイ便り過去の記事はこちらから/

〜第1回 生後2カ月から始める色の知育〜

〜第2回 “豆移し”から始めるお箸づかいの練習〜

〜第3回 “カード遊び”で学ぶ数の概念〜



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