エデュトイ便り〜第11回かたちから覚える文字や地図〜

エデュトイ便り〜第11回かたちから覚える文字や地図〜

第11回のテーマは【かたちから覚える文字や地図】です。

ツルツルの○(まる)、チクチクの△(さんかく)、カクカクの□(しかく)…。丸い地球、三角のおにぎり、四角いドア…。私たちの生活には単純なものから複雑なものまで様々な“かたち”が存在しています。大人にとっては当たり前でも、乳幼児はもののかたちをきちんと認識できるようになる途中段階。かたちの理解を促すためには、つみきやパズルなどの玩具が大いに役立ちます。目で見て、手で触って、複数の感覚を同時に使って考えることが脳の刺激になるんです。漢字を覚えるのは苦手という方も、子どもといっしょにつみきやパズルで遊び、かたちとして捉えてみるとすんなり覚えられるようになるかも。

●かたち遊びで文字を学ぼう!

かたち遊びは文字を学ぶうえでもとても大事なんです。

文字はかたち。つまり複雑な図形とも言えます。

複雑な図形を認識するには、まずは○△□などの単純な図形を認識できることが基本。

例えば複雑に見えるひらがなや漢字、アルファベットなども、○△□などの単純なかたちから構成されていますよね。

この単純なかたちを認識する力が、文字を読んだり、書いたりする能力の土台になります。

○△□の3つのかたちが理解できたら、次は少し複雑なかたちに挑戦してみましょう!

アルファベットがアニマルに変形する『アニマベット』

アルファベットのかたちをしたカラフルなフィギュアが、かわいい動物にふしぎ変形!? フィギュアを見て(視覚)、なぞって(触覚)、発音して(聴覚)、3つの感覚を同時に使うことによる相乗効果と、あっと驚くインパクトのある変形で文字がしっかり定着できますよ。

●アルファベットはE・A・R・T・Hの5文字

E=ELEPHANT(ぞう)

A=ALPACA(アルパカ)

R=RABBIT(うさぎ)

T=TIGER(トラ)

H=HEDGEHOG(はりねずみ)


5つの動物の頭文字をつなげると、地球を意味する「EARTH」になります。

並べ替えると「HEAT(熱)」や「HEART(心)」に!

付属のカードやシートを使って他の単語や動物の生態なども学べます。

●かたち遊びで地図を学ぼう!

かたちを認識する能力は、地図を学ぶ上でもとても役に立ちます。

都道府県や世界各国の地図パズルは古今東西たくさんありますが、
近年、新たなアイデアを加えたより知育効果が期待できる製品もいろいろ発売されています。ぜひ試してみてくださいね。

かたちが覚えやすい、まっ白なパズル『チズミルク』

47都道府県の地図パズルです。各ピースはミルクみたいにまっ白なので、子どもが自由にイメージを膨らませられるのが他の商品にはない特長です。

●かたちから連想してみよう

地図ピースを見せて「このかたちは何に見える?」などと子どもに尋ねてみてください。

例えば北海道なら「鮭をくわえたクマさん」というような答えが返ってくるかも…。

そういったかたちの見立て遊びを通して、想像力を育みながら地図が覚えられますよ。

また自分の思っていることを相手に伝えたり、相手の言葉をきちんと理解できるコミュニケーション能力の向上にもつながります。

●地図ピースを取り札にしたカルタ遊びも!

さらにうれしいことに、各都道府県の面白ネタを集めた「読み札」も付いているので、地図ピースを「取り札」にカルタ遊びができます。

かたちだけでなく、都道府県の大きさも手がかりになるので覚えやすさ倍増!

遊びながら地図マスターになれちゃうかも。

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